8 ムービーをAVIファイルに書き出そう!
先ほど作成したムービーは残念ながらカシミールのムービーメーカーでしか見ることができません。
では、みんなで作成したムービーをお互いに見たり、カシミールがない環境で見ることはできないのでしょうか?
AVI形式にすれば、WindowsMediaPlayerやQUICKTime、RealOneで見ることができるのです!
※この行程ではカシミールは終了しておいて構いません。
(1) AVIMakerをダウンロードします。http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se121264.html
※AVIMakerとはBMPファイルを結合させて、AVIファイルにするためのフリーソフトです。
(2) ダウンロードしたファイルを解凍し、インストールします。
(3) AVIMakerを起動させます。
(4) AVIMakerのメニューバーから「File」→「Folder Selection」をクリックします。
(5) FolderSelectionウィンドウが表示されるので、左側でカシミールのBMP画像を保存したフォルダを選択し
「OK」をクリックします。
(6) AVIMakerのウィンドウ右側にファイル一覧が表示されます。おおむね番号順に並んでいるはずですが、もし番号順でない場合は、
MoveFilesのアイコンを利用して順番を整えてください。
(7) 次にFream/Secを決めます。これはムービーメーカで学習したフレームレートに当たるものです。
※ とりあえず、AVIFileにしてみて、再生して確認した後、動作をもっとゆっくりしたければ、数値を下げてみてください。
(8) 作成されるAVIファイルをどこにおくか決めます。
メニューバーの「Setting」→「OutPutFolder」をクリックして、保存するフォルダを決めます。
(9) 作成されるAVIファイルのファイル名をAVIFileNameの欄に入力します。
(10) MakingAVIのボタンをクリックすると、AVIファイルの作成が始まります。
(11) AVIファイルの結合が終わると「ビデオの圧縮」というウィンドウが出ます。
圧縮の種類はそれぞれのコンピュータによって表示されるものが違いますので、とりあえず「全フレーム(未圧縮)」を選択し、OKをクリックします。
(12) これで、AVIファイルへの変換は終わりました。早速、PlayAVIボタンをクリックして、確認してみましょう。
このとき、AVIファイルが関連づけられているアプリケーション(例 REALONEなど)が起動して再生します。
ここから先は試行錯誤です。Flame/Secなどを変化させながら、作成してみてください。
作成し直す際には、AVIファイル名を変えないと上書きされますので注意が必要です。
さぁ、ここまでで一通りのカシミールの説明は終わりです。ここに記したことはカシミールの機能の10%にも満ちません。
カシミールはフリーソフトでありながら、まだまだたくさんの機能を持っています。
このサイトが先生方の教材作り、または生徒の皆さんが自分たちでカシミールを使うときに役立ってくれると幸いです。
もっとたくさんの機能を使いこなしたい人は、「試行錯誤」が大切です。まずはやってみる!これはコンピュータを扱う基本です。
先生方や生徒の皆さんが情報リテラシーを高める上で一番大切なことです。まずは、カシミールをつかってみましょう!!!!